居酒屋やめます      ~ぱわふるヒロコのblog~

100年先まで愛されるお店をつくりたいのです。

四十路女の「飲食店のあるべき姿」と「これからの飲食店」その11

こんにちは。

30歳で脱OLして飛び込んだ居酒屋の世界。

本当にたくさんの人にたくさんの事をおしえてもらい
今や理想の塊と化しました。

長く愛されるお店を作りたい。
お客様がお客様を呼ぶお店を作りたい。
お客様同士のコミュニティの場としての場所を
飲食店として開きたい。
手を抜かず、お客様に特別感を与え
その先に幸せを与えるストーリーあるお店にしたい。
お酒も御飯も楽しめるお店にしたい。
私の友達を増やしたい(笑)

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笑顔溢れる飲食店。お酒飲めなくても来てほしい。

そして最終的には、障害者の人たちの居場所として
働く喜びをあたえていきたい。

かなり簡潔に書いてこんなところです。


このように思えたのも
私自身が本当に楽しくて、この職業が大好きだから。

ですが心無いことを言う人もいるんです。
特に私が女だからかもしれません。

ある時、お客様をお見送りしていた時に
「あんた、子供いるの?」と聞かれたことありました。

は?突然??と思いましたが

私「いや、いません」
お客様「だろうなー。」

私の心の中「は?そもそも私は“あんた”ではありませんが」
お客様「結婚は?」
私「してますが・・・」
お客様「あ、してんの。」
お客様「子供もいないから“こんな仕事”出来るんだ」

お客様「哀れだな」


は??は??????

もう頭の中が整理できず何も言い返せず
気が付いたら涙があふれていました。

そんな風に映るんでしょうか?
こんな仕事ってなんですか?

だったらこんな場所に来ないで頂きたい。

ていうか、人に言われるようなことではないし
幸せかどうかなんて自分自身が決めること。
今となっては「哀れな可哀そうなオッサンだな」と思いますが

私だって子供ほしかったです。
この職業に入って無理をしてしまい、体を壊し諦めるしかなかったんです。
もう同じような思いはしたくない。
無理は絶対にしたくない。

それでも続けているのは
本当にこの職業が好きだからです。

その分、誰かに還元したいという気持ちが強くなり
今に自分がいるのでもう後悔はしていません。

この時だけですね、営業中に泣いたのは。


今までたくさんの人に教えられたと書きましたが
このオッサン(もはや“お客様”と記すのも腹立たしい)にも
改めて自分は飲食業が好きだという事に気づかせてくれた一人です。


良いお店というのはお客様の人格というか何というか、、
そういうものも大きく反映されると思っています。

スタッフがどう感じるかという事。
それがどのような雰囲気になるかはお分かりいただけると思います。

特に若いスタッフは敏感に感じます。

「やってらんねー」みたいな。。
わかります。腐ります。

そんなお店にしないよう、我々も毅然とした対応も求められます。
これを忘れないようにしたいです。これからも。

他の大好きなお客様のために。

お客様は神様なんて誰が言ったのでしょう
疫病神もいますけどね。

お店と、応援してくださっているお客様の為には
ひろこは鬼にもなります。

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鬼???????????

なんか、嫌な内容になりましたが
私にとって大事な事です。

これからの理想のお店のために。

今日はここまでです☆彡