四十路女の飲食店の隠れた名所について
こんにちは。
皆様の中でも飲食店でアルバイトされたことがある人は
結構いるのではないかと思います。
入社した当初は
洗い場をやらされることが多いと思います。
飲食業を始めた当初はわからなかったのですが
続けてきてわかったこと。
基本的に私は
ホールスタッフの声はお客様の声
というのをポリシーにしています。
そして次にお客様の声が反映されている場所が
洗い場
です。
誰もが嫌がるポジションかもですが、
洗い場はお客様の隠れた声を聴ける
大事な大事な場所なんです。
食べ残しチェック。
当店は食べ残しはあまりないのですが
一番気になるのは
一口食べていて残っているもの
これは味に問題があるのではないかという事です。
まずいとかでは無く
食べ進まないなどの理由も考えられます。
3分の1残しは量に問題があったのか
コースで〆のご飯ものが残ったときは
提供スピードの問題
時間が空いてしまうと、おなかが満足してしまいますよね
やはり量の問題も考えられます。
たまたまという場合もありますが
私は中にいるときは、必ずどこのお客様だったのか、
食べているときはどんな様子だったのか確認します。
お客様がまだいらっしゃった場合は
お客様にご意見をお伺いします。
小さなことに気づける場所が洗い場なのです。
小さなことですが、非常に大事な事です。
実はお客様は何も言わないことの方が多いです。
「もう来なければよい」
「もう頼まなければよい」
という風にお店に伝わらずお店が評価されてしまいます。
私はこれに一番恐怖を感じています。
お客様の声は、会話の中だけではありません。
それをしっかり捉える事が仕事だと思っています。
私の知り合いの会社の社長は
自ら現場に入り、何をやるのかと思えば
なんと洗い場に入ってひたすら洗い物をしていると聞きました。
どのお店に行ってもそうのようです。
そして洗い物が下がってくるたびに
ニヤニヤしながら洗い物をしていると。
下がってくる皿は、お客様から入ったオーダー
皿が下がれば下がるほど、
よっしゃ！今日も絶好調！！！！と思うそうです（笑）
このくらいの人間の器の方はもちろん残食も見ていると思います。
素晴らしいなと心から思います。
尊敬しちゃう。
そんなわけで？
洗い場は店の運営にかかわっている人は
まめにチェックする事が非常に重要です。
ただお皿を片付けるだけだったら
正直小学生でも出来ます。
そんなんだったら、
お手伝いの代償としてお駄賃を少しあげた方がよっぽど良いですわ。
その時の現象や事柄から
状況を読み取り考えること。
偉そうに堅苦しく書きましたが
私の日常の仕事です。
洗い場は片付けというカテゴリの仕事ではない事。
これはこれからも、伝えていきたいなーと思います。
洗い場で頑張っている皆様。
頑張ってください！
あなたはお客様の声を聴けるポジションにあります！
今日はここまでです☆彡
