居酒屋やめます      ~ぱわふるヒロコのblog~

100年先まで愛されるお店をつくりたいのです。

四十路女の「飲食店のあるべき姿」と「これからの飲食店」その2

こんにちは。

コロナショックで休業中に
色々なことを考えました。

今一番痛手を受けているのは
都内の高い家賃で今まで
週末になれば当たり前のように満席になっていたお店だと思っています。

結局今、広告効果も薄く
それに頼っていたお店はお客様を優先して考えていなかったお店がほとんどだと思うので
「行きたいお店」というより
「ここでいいお店」になっていたと思います。

お客様に「ストーリー」を与えていなかったお店。
きてもらったらそれで終わり。

私もこういうお店に行ったことはもちろんあります。
なんか記憶に残らないというか。。
「私は飲食業で働いています!」って堂々と言えますかね・・・
ちょっときついこと書いちゃいました。。。


また来てもらえるように
ハード(料理や空間、清潔感)もソフト(接客・サービス・イベント)も
どちらかだけではなく考えなければ
と思いました。


ここで料理に関してですが
こだわって作ったのであれば
お客様にそのこだわりをしっかり知ってほしいと思います。

これも必ず新人に教えていたことですが
「じぶんたちのこだわりを、しっかり言葉で伝えること」

例えば
時間をかけて作った手作りのデミグラスソースをたっぷりかけた
ハンバーグがあるとします。

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このハンバーグを美味しく説明しよう!という課題を与えたりしました。

1.ハンバーグです
2.デミグラスソースのハンバーグです
3.〇時間かけて作ったデミグラスソースのハンバーグです。

どの紹介がその料理とそのお店の期待値が高まりますでしょうか?

ただのハンバーグを提供しているわけではないんです。
これは非常に大事な事。

他の料理にも期待ができ、ほかの料理も食べてみたくなると思います。


料理なんて誰でも出来ることなんです。
お母さんって毎日料理しますよね。
お金払ったことありますか?
殆どの人がないと思います。

その誰でも出来ることを
私たちはお金を頂いてお客様に提供しています。

だから手間をかけなくてはいけないと私は思います。
だから「これでいいや」はないんですね。

これは、これからの飲食店でも変わらない不変事項だと私は思っています。

私をここまで奮い立たせているものは
責任感でも、義務感でもない

プロ意識です。

そして今は
変化の時代ということはわかっていますが
変化すべきことと、変化すべきではないこと
これは共存すべきです。


これをはき違えてしまうと
また何かあったときに生き残れないと思います。


中途半端ですが
今日はここまでです☆彡