居酒屋やめます      ~ぱわふるヒロコのblog~

100年先まで愛されるお店をつくりたいのです。

四十路女の「飲食店のあるべき姿」と「これからの飲食店」その25

こんにちは。

熱い思いをおばちゃんが語るブログです。

f:id:fukuwake:20200929121748j:plain
似てませんが、熱いおばちゃんこと「ひろこ」です。

昨日も多くのお客様にご来店いただき
あまりお話しできなかった方とも
SNSでつながることが出来たり

相変わらず嬉しい事が起こっています!

さて、
以前にマネージャーがいてくださった時、
そのマネージャーは調理講習という形で
若い?スタッフに初歩的な事をしっかり講習してくださいました。

このマネジャーはいつもこうして
理屈から教えてくださっていたので、

私的には本当に学ぶことが多かったです。

メニューの作り方も
「お客様が食べる、お酒を飲むことを考えて
 イメージして考えなければだめ。」と教えてくださいました。

今でもそれは軸に置いて考えています。

その想いは
「商売人を育てたい」という理念のもと
やってくださっていた事だと思っています。

いわゆる、昔の調理の世界にいらっしゃった方ですので
教えてもらうなんて事は、あまりなく
自分自身で見て、自分で練習し会得してきたのだと
私じゃ想像もできないような中で技術や信念を会得してきたのだと
それが物凄く伝わってきました。

そんな大変な思いをして会得したことを
我々はお金(給与)をもらって教えてもらっていたので
ありがたいと思わなくてはいけないのだと思います。

「商売人を残したい」
すごく好きな理念でした。

私も、お客様の事を第一に考えるように
手を抜くな、お客様を裏切るなと

現場で口を酸っぱくして伝えてきたつもりです。

でもすごく難しいことなんです。

アホみたく何度も何度も伝えていかないと
なかなか「癖」になっていかないんですよね。
今の時代、こういうやり方はついてこれる人は少ないなと思っちゃいます。
でもこのやり方は今も昔も変わらないんです。

そこに報酬が関わってくるという事を
明確にしていかなくてはいけないとは思いますが。

長く商売をやるうえで
大事な事は何だと思いますか?

あくまでも私の自論ですが
残すべきは理念を理解する「人」です。

それが無くなっていくと
向かう方向がどんどんおかしくなっていくのと
何のために仕事をするのか
理解するスタッフがいなくなり
作業のみこなす、ロボットスタッフだらけになってしまいます。

答えを見つけるために
考え、実行するためには最終目標である「理念」が絶対的に必要で
そのDNAを伝えていくべく「人」が絶対に大事だと思っています。

その理念は時代の流れによって変えていくものであるかもしれませんが
あるべきものであることは変わりません。

そこから派生して様々なものが生まれていくと
私は思っています。

この言葉は以前に聞いた言葉で
胸に突き刺さった言葉です。

金を残すのは三流
技術を残すのは二流
人を残すのは一流


偉そうに言って、私は何も残せていませんが。。。


マネージャーの想いは私は受け継いだつもりです。

これからも、この飲食という素晴らしき世界を
商売人でいっぱいにしたい。

それはお客様が喜んでくださることに繋がるので、、


今日はここまでです☆彡