居酒屋やめます      ~ぱわふるヒロコのblog~

100年先まで愛されるお店をつくりたいのです。

四十路女の素晴らしき先人からの学び~トヨタ自動車~

こんにちは。

リーダーズというスペシャルドラマをすごく前に見ました。
モデル企業はトヨタ自動車

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時代は昭和初期。
国産自動車を作るという夢に向かって
ひたすら走りぬく創業者の苦悩を描いたドラマ
です。

あらすじを書いても仕方ないので
ここから学んだこと。

■良いものは真似をする

トヨタ自動車も最初は外国産の自動車を解体し
その部品を研究し、日本の環境にあったものへと変えていく。
真似して、オリジナリティを作り上げていく。
そこからのスタートだったようです。

2番煎じと言われかねませんが
良いものは真似するべきなんですね。

そこにプライドは不要。
だって、「こうしたい」という目的があれば
優先事項はそこにたどり着くことだから。

大事なのは、そこから自分たちの目的に合わせて
改良をしていくこと。

そりゃ、0から1を作れる秀才であれば
それに越したことはないと思いますが
1を10に変えることも仕事の中では大事な事だと思います。

元のものより良いものを作れな良いだけなんですから。
1が1のままではダメですが、
1に何らかの付加価値を足していき、より良いものに見せていく。

(1+@)× X(時代に合わせたデザインなど)
これが答えなんだと思いました。


■全員が同じベクトルへ進むこと

技術部門と販売部門の確執があったようです。
技術部門では「俺らは必死に日々研究し作っている。お前らの売り方が悪い」
販売部門では「技術部門でチンタラやって完璧なモノを作らないから売れない。クレームが来る」

ああ、、、最悪ですね。。。
飲食でも同じようなことはよくあります。
どこの会社でもあるのではないでしょうか?


そこで、創業者が一言

「作ってやってる、売ってやってるではダメなんだ。
 作っていただいている、売っていただいている、
 その気持ちを持たなければ良い物なんて出来上がらない。
 お前たちはいったい何をやっているんだ?」


深い言葉だと思いました。
そう、いったい何をやっているんでしょう。。。。
目的を見失った従業員たちに改めて
やるべきこと を伝えた一言でした。

現場の意見、内部の意見、
それぞれのやっていることを「尊重し」前向きに意見を出し合う。
出来るようで出来ないことです。

創業者は販売にも製造にも1社員のように深く関わっていく人でした。
こんな人、います?

私はこの「作っていただいてる、売っていただいている」の気持ち
を従業員の「一部」に伝えました。
社員であろうと、アルバイトであろうと関係ありません。
まずは相手を尊重すること。
現場では本当にこれが大事になってくるのです。

そもそも私たちはサービス業です。
身内に感謝も出来ないような人に、お客様にサービスができるのでしょうか?
上っ面はすぐに剥がれます。
それを「癖」にしていくこと。
これがプロです。


■販売の神様と呼ばれた男の一言

何よりも、カッケー!!!!!!!と思ったのが
トヨタ自動車のディーラー部門の礎を築いた男の一言

「私はあなたたちメーカーよりも、
 買ってくれるユーザーや、売ってくれるディーラーを大切にしますよ。
 そうじゃなきゃクルマは売れません」

「一にユーザー、二にディーラー、三にメーカーの利益を考えよ」


おいおいおい、、、
こんな上司います??
一生ついていきます!!!と思った。

これはあくまでも営業畑にいた私の意見です。

前記した事項と少しずれるかもしれません。

ですが、この外向けの方と、社内をしっかり結束させる人物がいて
あそこまでの企業になったと思ってます。

目的は一緒じゃないですか。

きれいごとと思う方もいると思います。

何と伝えたらよいのかわかりませんが
自分たちの事だけ考えていては
いつまでたってもお客様の心は掴めないです。

そこを念頭に置いて仕組みづくりをしていくこと。
元手がないと何もできない事なんてわかりきっています。

何を仕事にしているのか
プロとして何をしていくべきなのか。

それを改めて感じさせてくれたドラマでした。

かなり影響を受けています(笑)

佐藤浩市さん、かっこよすぎ

今日はここまでです☆彡