居酒屋やめます      ~ぱわふるヒロコのblog~

100年先まで愛されるお店をつくりたいのです。

四十路女の飲食店の近代歴史?から思う事

こんにちは

時代は変わっていく。
飲食の変遷はなかなか面白い。
特に私世代(40代)は何となくそうだったかもと思えるかと。

そこから思う事を書いていきます。

居酒屋第1世代 1970年代
村さ来・天狗・養老の滝 などに代表される客単価2000円~2500円までの居酒屋で、フードメニューは揚げ物・焼き物中心店
今では古臭く、目立ったメニューというより、ま、とりあえず、、といったイメージですね
でも、リニューアルなど企業努力によって生き残っているのかと思います。
まさに居酒屋!!!!って感じです!!

この頃にファミリーレストランも立ち並び始めたのかと。

f:id:fukuwake:20200913130543j:plain
今もたくさんありますけどね。。


居酒屋第2世代 1980年代
ワタミフード(和民)・魚一丁・北の一丁・めのこ などに代表される客単価2500円~3500円超の刺身・鮮魚を中心した大型刺身居酒屋
今の人たちはワタミ以外はあまり知らないかも。

f:id:fukuwake:20200913132522j:plain
なんか、懐かしい、、

この頃がファーストフードを含め、価格競争の時代になっていたかと。
今思えば、この頃から飲食の「本質」が軽視されてきたのかもしれないです。


居酒屋第3世代 1990年代
居酒屋の顔をしていない居酒屋が出没。イタリア料理や中華、エスニック、、、料理でも見た目を重要視し盛りつけに斬新なデザインを加えたり、調理方法にパフォーマンスを取り入れたり、、、少し飲食が良くなってきた時代ですね。
この頃にティラミスが爆発的人気になったんです。
私も食べましたねー。あまり甘い物には興味はなかったですが。

f:id:fukuwake:20200913131545j:plain
懐かしさしかない、私にとっては。。。

この時代は飲食バブルだったと思います。
流行に乗っかっていれば、とりあえずうまくいくみたいな。

こうしてみると、あー、あったねー なんて思いますよね。
流行物は究極の言い方すると「ダサく」なるんですよ。
あ、全部が全部じゃないですよ。

だいたい、この時代のやり方を「あの頃は」とか
言っている人は時代に取り残されていきますね。

そんな人は「バブルへGO」してほしいですわ。

そして第4世代へ

以前にも書きましたが、本物をシッカリ味わいたいというニーズが上がってくると思います。

そもそもこれが、本質なのです。
安売りや見た目などは飽きられることなんだと思います。

そして必要である物は、ディスカウント指向
とはいえ、安いだけでは第1世代と変わらなくなり
恐らく廃れていくことは間違いないと思います。

安いではなく、お値段以上の価値ということです。
ニトリさんはすごい)

それはお客様が沢山入っているとかそういう事ではなく
そこに価値を見出されるお店を作るという事です。

これも何度も書いていますが、そこに行く価値があるお店。

変な話、安いだけを売り物にしていては
そこから時代に合わせたニーズに合わせていく
技術や思考が無いままになり、
生き抜いていくことが出来ない
という事です。

それしか出来ないではなく、それも出来る。

基礎ができていない人が、アレンジしたところで
それは何物でもないものとなります。
と思いますと言っておきます。


つまり、人材教育・本物と本質を教える環境を
整えられるお店と会社が生き残っていく
と思います。

そこに必要なのは「理念」=「目的」

個人もそうです。
これだけはブレないというものがないと
行先を変更ばかりしていては、時間とガソリンと金の無駄になります。

しっかり、自分を持っていこう。

中途半端ですが
今日はここまでです☆彡