居酒屋やめます      ~ぱわふるヒロコのblog~

100年先まで愛されるお店をつくりたいのです。

四十路女の「飲食店のあるべき姿」と「これからの飲食店」~イントロダクション~

こんにちは。

30歳で脱OLから早10年以上
なんだか色んなことがありましたが あっという間でした。

自分で言うのもなんですが、
沢山の人に出会えて
沢山の事を経験し
うっかり成長したと思っています。

かなり遅いスタートでしたが。。。

周りとの温度差に悩み、
こうしなきゃダメと思うことが浸透しなく
1人で空回りしているような状態でした。

どうしても妥協ができない私は
「やりたくなきゃ、帰ればいい」
「食材と包丁を雑に扱うなら、二度と調理場に立たせない」
「楽したいなら、閉店まで座ってろよ」
「掃除すらまともにできないなんて何を教わってきたの?」

など。。。言ってしまったこともあります。
あ、もちろんその場で「なぜか」を話ししたり
終わった後に膝を突き合わせて話をしたりしました


お客様のために「きちんと」やりたいだけだったんです。

「これでいいや」はないんです。


「あるべき姿」をしっかり理解し
自分のものにし
そこに向かって日々精進し行動しなくては
無意味に時間を過ごし、自分自身の成長を止めてしまいます。

「やっている風・つもり」
「わかっている風・つもり」

はい、一番だめです。
自分で自分の成長を止めてしまっています。


と、また偉そうなことを言いましたが
私も自分の理想だけを押し付けていたとおもいます。

基本的に民主主義なので
多数派が正しいという事になってしまいます。

歴史も
勝った方が正義とうたわれることが多いですよね

ですが、どうしても
「この人、この先どうするんだろう」と思ってしまい
ついつい熱が入ってしまったことも多くありました。

想いを伝えるって難しいんだなと
本当に実感しました。


飲食店のあるべき姿とは
一般的に

「料理が美味しい」
「サービスがいい」


簡単に言うとこのようなことですが

お客様が、ここに来ると
「得した気分になる」「幸せな気分になる」

その先にお客様にどういう影響を与えられるのか。
例えば
「このお店、美味しかったな。今度昔の友人を連れて行こう」
というときに
次に前回来ていただいたことを覚えていられたら
ちょっとそのお客様「優越感」を感じませんか?

そこからお店の料理がおいしかったら
「こんな美味しいお店良く知ってるね!」
友人に言われたら
「そうだ!俺が見つけたんだ!」
となると思うんですよね。

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当店の人気商品。合鴨ロースの燻製~ベリーソース~。常連様のお気に入りで自慢の料理!

これがお客様の「幸せ」の一つだと思っています。。

そのあとは、
「この人は美味しいお店を知っていているから」というようになり
その人の株が上がる。。。


これがお客様への影響ですね。


要は
ストーリーなんですね。

お店を使ったことによって
そのお客様に与える人生のストーリー。
(むっちゃ大袈裟)

そうするためには。。
ということを、料理・サービスなどのカテゴリで考えていくこと。

これが我々の仕事です。


昔は飲食店なんて下に見ていましたが
きちんとやっているお店は、本当にすごく考えています。


そんなことに、気づき
来てくださるお客様がどんな風な時間を過ごし
そのあと、どんなふうに思ってくれるのか。。

考えるのがすごく好きです。

今日はここまでです☆彡