人生初の居酒屋勤務～アラフォー女の再出発4～
こんにちは。
新店舗で新しい「ファンづくり」に奔走していたところで
島流し？にあい、別の店舗へ異動となったところです。
やばい店だから立て直しを
と言われましたが、具体的に一体何をしたらよいのか。。。
要は売り上げという部分でしたが。。
このお店は『夜景の見える』がポイントのところでした。
お客様はもはや、そのシュチュエーションを求めてこられていたと思います。
いや、これも大事な要素なのは間違いないです。
そこは
調理場とホールの関係が史上最悪でした。
調理場の人はホールを完全に「使えない」と思っていて
特に今回、何のために来たんだかわからない輩が突然来たので
ザワザワでした。
正直私も来たくもない店に来たので
「来てやったんだよ('Д')」と思っていました。
ああ、この頃の私もクズですわ。。。
そんなわけで？すごく大変な職場でした。
唯一の橋渡しだった当時の店長も異動から3日で辞め
完全カオスな現場となってしまいました。
アルバイトはやりたい放題。
むしろ、社員を小馬鹿にしていました。
それに腹が立ち、さらに関係性は悪化。
正直毎日胃が痛かったです( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ガンは職人上がりの料理長。
「俺らがいなきゃ店が廻らない」というスタンスでした。
正直、それは本当ですが。。。
だから何も言えなかったんですよね・・・
ですがある日、私は見てしまいました。
他の調理スタッフはとっとと帰っていたのに
料理長ともう一人が調理場の隅々を一生懸命掃除していたのを。。。
これを見ただけで
「言うだけのことはあるな」と思えました。
会社としては良くなかったかもしれませんが
朝早く自分自身でスーパーに行って
自分の目で確かめたものを買ってきていました。
仕事に対しては本当に真摯な方でした。
顔は怖いですけど。。。
まず、自分から歩み寄ろう！！
そして信用を勝ち取ろう！
味方につければこっちのもの！！！
今まで自分が付き通してきた信念をわかってくれない人ではない！！
そう決めた私は
まかないの時に、いつもホールと調理場は別々に食べますが
調理場グループのテーブルに飛び込みました！！
始めは誰も口をきいてくれませんでした。。。
最後残ったものを片付けていたりしていたのを
見ていてくれたのか
少しずつ話ができるようになっていきました。
そうすると見方も変わってきて
料理長がプロとしての自覚を持ってやっているのが
本当によくわかりました。
最終的には大変可愛がっていただき
「ヒロコの言う事ならみんなちゃんとやろう！」とまで
言ってくださるようになりました。
色々ありましたけど。。。
朝まで一緒に飲んでくださったり、
料理や食材のことも色々教えてくださるようになりました。
相手に信用されたければ
まずはこちらが謙虚な姿勢でなくてはならないのに
初めから拒絶して相手を遠ざけてしまっていました。
本当に大事な事を感じさせてくださった方でした。
信用と時間はお金では買えないかけがいのないものです。
信用は一瞬で崩れてしまいますが
謙虚な姿勢を持っていれば、その信用が自分自身の大きな武器となると思います。
欲しければ、それは行動で見せるしかないと私は思います。
そうすると勝手に周りが助けてくれたりもします。
お店でもそうです。
私は絶対にお客様の信用を裏切るようなことはしたくないと思っています。
だから頑張れる。
信用、大事、絶対
そして
半年間、このお店で働き
なんとか予算も達成できたため
元のお店に戻ることができました。
今日はここまでです☆彡
