人生初の居酒屋勤務~三十路女の挑戦 その11~
こんにちは。
初めての居酒屋「社員」として働き始め
私は「ファンを作る」というミッションに奔走していました。
即効性のあることではありませんが、地道に積み重ねていくしかない。。
自分のやっていることを信じるしかない。
お店に来ていただいたお客様を
主人が帰宅した飼い犬のように嬉しさ満開でお出迎え。
お客様と可能な限り会話をしていく。
普段どんなお仕事されているのか、飲みに行く回数や良くいくところ、
趣味などの話で場を盛り上げられたと思います。
そんな中、新たなミッションが。
「社員一人一人が1週間に一回、オススメ料理を作る」
当時の社員のスケジュールは
9:30 出社 ランチ準備
11:30~14:00 ランチ
14:00~17:00 食材の買い出し・ディナーの仕込み
17:00~24:00 ディナー営業
休みは基本日曜のみ。
時間がない。。。料理も得意ではない。。。。
窮地に追い込まれ私が出した結論は
今までお客様と会話してきた中で
「こういうの喜んでくれそうだなー」というものを
主婦レベルでしたが作って試していきました。
変に初めから料理畑でやっていなくてよかったと思います。
(料理人さんを否定しているわけではないです。。)
私の性格上、初めから料理畑でやっていたら
「クリエイター」になってしまっていた可能性が高いです。
「これ美味しいから」「これ食べとけば間違いないから」と。
「主役は自分」になっていたかと。。。
営業も、飲食業含めたサービス業は特にですが
あくまでも「デザイナー」でなくてはいけないと私は思っています。
「デザイナー」はお客様の要望やニーズにマッチしたものを作ること。
自分ではなく、「お客様が主役」のお仕事です。
お店を維持するためのお金も大事だと思いますが
「お客様が主役」ということを置き去りにしてはいけないと思います。
お客様が美味しいものをいつも食べられますように。
一生、デザイナー
今日はここまでです。